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沖縄旅行の仕上げはやはり、国際通り散策でしょう。6:30の神戸行きANAに乗るには、ゆいレール・牧志駅に5:30着けばいい。このモノレールの便利なこと。時間的な段取りを頭に入れて、国際通りに下り立ったのが時過ぎだったか。通りそのものは日本のどこの街にでも見かける町並みが続く。ただハブ酒の店頭にハブが大口を開けてこちらを睨んでいるにに出くわした
り、南国フルーツSHOPがこれでもかと色とりどりの果物を並べて客を誘う。びっくりするのがおきなわ屋泡盛蔵の店舗の多さ。カヌチャリゾートで古酒をお土産に買った時からもう何軒の泡盛蔵を見かけたことやら。
国際通りはむつみ橋あたりから、沖縄県庁あたりまでを指すのだろうか。沖縄土産と沖縄料理と泡盛屋が軒を並べる表通りから、ちとせ商店街ビルへと向きを変えると、それこそあたりの風景は一変した。なんだろう終戦後の闇市を想わせる活況と、南国色の洪水。応対にでる人の表情の柔らかさ。いくら冷やかしでも失望を顔に出さない。ウチナンチューの純情故か。
御約束の第一牧志公設市場に足を踏み入れた途端、またもや情景は変化し、東南アジアのマーケットにワープしたかのような商品の山。豚の顔がずらり並んでこちらを睨んでいる。魚やの売り台の上は熱帯魚のような色の魚。あらゆる食材のデパート。
そんな店の一軒、仲田鮮魚に引っかかった。大きな伊勢海老に惹かれたからだ。内地で見る伊勢海老の優に2倍は有りそうな雄姿に驚いて思わずこれ下さいと声が出た。この市場では2階の食堂に、買った食材を持ち込んで料理をしてくれる。リーゾナブルな金額で。
伊勢海老だけでは物足りない感じがして、他に何かお勧めはないかと聞いてみる。すかさず貝が美味しいとの返事だ。それも夜光貝。かなりな大きさで、内地では絶対お目にかかれない。私には変な収集癖があって、この15年来、時々お邪魔する、日生(ひなせ)の炉端ひなせに息子たちを連れて行った時は必ずニシ貝の有無を聴き、あれば一番大きいのを頼んで食し、そのカラを持ち帰る。今そのうちの一番おおきいのを(二男夫婦と食した)比べてみるだに、今回の夜光貝のいかに大きいかが分かる。
2回の食堂ツバメに上がって刺身と海老汁のできるのを待っていると、となりの店先が騒がしい。何事かと見てみるとTVでおなじみのダチョウ倶楽部の上島竜兵と寺門ジモンが収録にやって来たらしい。まあお笑いタレントよりも伊勢海老・夜光貝? 夜光貝は食ってみないことにはどうこう言えないし。
やっと届いたお刺身と白みそ汁と夜光貝半分のバター炒め。伊勢エビは内地と比べて歯ごたえが違った。やはり南国の暖かい海で育ったらしく、身にしまりがありません。一方夜光貝はその名前からの印象と違って、コリコリとした噛み心地で、その身の大きさから中々の食感。バター炒めも上出来と言っておきます。
この2階のツバメをはじめとして、お店のほとんどの従業員は中国人なのだろう。聞きなれないイントネーションのたどたどしい日本語が飛び交う。・・・「お客さんこの貝殻持って帰るか」
アジアの夜店で食べているような気になる雰囲気、その猥雑感は捨てがたいものがありました。
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永遠の自営業者で好奇心の塊。
自他ともに許す体育会系ミュージシャン(SoccerとTronbone)