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 今日の日本経済新聞連載の私の履歴書・津本陽28に至ってやっと、私の中にある津本陽氏のイメージと重なる部分が出てきて一安心しているところ。
東北大を卒業してからのサラリーマン勤めと、豪放な中に緻密な計算がされた津本史観を感じさせる今の作風たがなかなか綱がらなかった。
役所勤めのようなサラリーマン生活を捨て、不動産貸付業で生計のめどを付けた上での、同人誌参加の辺りなどあくまでも慎重を絵に描いたような生きざまと、一時剣豪作家と言われた氏のイメージが違って見えた。
しかし、今日の歴史小説を書くに至った経緯・心情を読むにつれて、やはり明石・川崎航空機工場での徹底的な爆撃・空襲経験が氏の中に根づいていて、人間の命の儚さ・無常観が、戦国武将の生きざま、無常へと結びついてゆき、今の筆境に至ったことが良く分かった。
『戦場でいつ戦死するかも知れない戦国武将たちは、強い無常観を抱いていた。信長が好んだ幸若舞「敦盛」の一節「人間五十年、下天のうちをくらぶれば夢まぼろしのごとくなり ひとたび生をうけて 滅せぬもののあるべきか」の語句のなかには、争乱の時代をきりひらく信長の、虚無の思いが全て込められている。』(引用)
太平洋戦争中、大本営とやらで数百万の兵隊を机上で動かし、わが身を危機にさらすことなくのうのうとしていた陸軍軍刀組とはまるで違っていた。

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