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 どうもお勤めには縁がない。何事もせずにはお金は降ってこない。無駄飯というものを頂いたのはこの下水営業のひと月のみ。以降ノートを埋め尽くす物件とその営業経緯を振り返るに、とことん無駄な動きを臆せずやり続けている。いややり通すことが目的となっているといっていい。物件の選択も、取扱分野の確定もないまま出会い頭の偶然をあてにするかのような日々を過ごす。
この時代2軒の不動産会社にお世話になったが、いずれもフルコミッションの営業社員で、自分の餌は自分で銜えてこないことにはおまんまは当たらない。
実際、この身分だとこの仕事を何時でも止められて後腐れもないと考えていた。
しかし、仲介を重ねてゆくに従って、やはり自分の会社を立ち上げて責任ある営業をしないことにはいずれ限界がやってくると予感した。その上60前の年齢がこの世界ではまだまだ先がある見本を身近に見て、まだ20年は頑張れる・楽しめるということが分かって参りました。
事実私がパパとあがめるN社長は10歳上で、まだ10年は頑張ると仰る。N不動産のN社長にいたっては神戸高商の16回生。僕が不動産を始めたのは60を過ぎてからだよと仰る。現在御年83歳で現役バリバリ資産ドッサリ。
このことからして、わが身に春秋は十分ありと分かる。さすれば今までお店を開いて待ち受けるだけの商売から、買い手・売り手の懐に飛び込んで行ける営業力さえ発揮すれば事は自然と進んで行く筈だ。
そこで思い出したのが親父の親友だった誠興業の久保田社長の一言だった。川崎重工の協力会社として瞬く間に事業を広げて居られた久保田社長は見るからに闘志の塊のような小柄だが迫力のある身体つきだ。
それもそのはずで、明治大学ラグビー部の猛者だったとか。その社長は50過ぎの若さで亡くなったけれど、一日お話を伺った際に、明治ラグビーの名物監督・北島忠治師の話を聞いた。
私が監督の指導方法を伺ったところ、久保田社長曰く監督がおっしゃるのは次の一言だったとか。
『前へ、前へ、(それでだめなら) なんとかしろ』
サッカーとラグビーの違いがこの一言にある。サッカーなら敵に詰められればパスを交わして場面の展開を図ることができる。しかしラグビーに求められるのは自分自身で何とか場面を打開しなければならない突破力である。
エンドラインを目指してひたすら敵方に突っ込んで行く。身は潰され倒れて初めてそにポイントが出来次の展開が開ける。
この時期、信頼すべきパートナーを持たない身にはサッカー型の営業は望むべきモなく、それこそ一人で『なんとかする』しか道はないのである。
しかしこの世界何とかするために使える武器を手に入れなければ自分一人が空回りするだけに終わる。
そんなとき、この10年を決定ずけた大型案件の仲介過程で神の助けかと感じたある出来事にぶつかった。


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