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まさに事業規模が、火の車が頂点に達したと同時に、親父というパートナーを失った。
振り返れば、この昭和58年(1983)から昭和63年(1988)8月末までの5年あまりは前期撤退戦といえる。
まず、借入金の保証人追加を求められる。零細企業が銀行から借り入れをしようとすれば、保証協会の保証付きであろうと、担保有であろうと、必ず個人保証を求められる。まさかの場合はケツの毛まで毟られるというわけだ。そして敗者復活にはとんでもない苦労が残る。
とりあえずは母の名前で保証人を補てんすることにした。財務上は明らかに負債超過。そのころいくら試算しても太寺の土地・建物の評価は4000万程度。借入金・買掛金はビル保証分を除いても億を越している。
早速迫った相続も、ほとんどを母親名義とし、弟妹には相続放棄に同意して貰った。相続税がかかるわけもない。遺産相続をしようにも実家の土地・建物を分けようとすれば、それにともなう莫大な借金も押し付けることになる。
ただ気がかりは弟に保証協会の1000万の保証印を押させていた。これの変更を早くしないことには、破綻をきたした時に実害が及ぶことになる。
それやこれやで、この6年ほどの期間、そこそこの売り上げも年々右肩下がり。世の中の景気とシンクロしておりました。
当然手元の資金繰りが詰まってくる。事業拡大の際には、火の車を大きくしてゆくのは割と簡単で、むしろ、火の車にブレーキがかかった時の、火の粉の処理が難しい。
息子たちは育ち盛り。長男が中学進学から大学入学の間の6年間。弘子ちゃんが下水工事の手術をしたり、
世間のお付き合いはそれまでと変わらずはげんでおりましたが、その内情はホントその日暮らし、資金繰りに苦しむ日々でありました。

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