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 日本銀行が円高騰に堪りかねて、再びゼロ金利政策に舞い戻った。
古来、金貸しの強欲金利に始まって、盗人と売春と金利は歴史以前からの人間界の3大宿脗だ。
その金利がゼロ、庶民のささやかな預金の金利にして、以前は5-6%は有ったものが、0.01-3%では鼻くそにもならない。営々と老後資金を貯め、3000万の預金が有れば一安心とおもっていたらトンデモナイ。
国は庶民の懐に手を突っ込んで銀行屋にタダ同然で金を回し、2-4%の金利で貸し出せば、利益率一体どれほどの者になることやら。
企業は国内で低利で資金を集め、中国他国外に工場を建てる。そうなれば、国内の労働力需要は減り続け、なけなし預金の労働者はその職を失う。
金利ゼロ政策は庶民の犠牲の上成り立っていると言っていい。

我々の感じとしては、こんな異常な政策・世界が何時までも続く訳が無いと少々たかをくくっていたが、もう10年が経ち、やっとゼロ脱却と思ったら、またまた元のゼロに戻された。
そうなれば、腹を据えて、従来の経済学では解けない今後を、ゼロ金利の経済学という新しい分野と見据えて知恵を絞りださねばなりません。
なにせデフレは親の敵とばかりの金融緩和策が当分続くとなれば、やはり資本は不動産投資へと向かってゆく。今こそ、好立地の不動産を厳選して仕込んでおくチャンスであります。

この状況は1999年2月12日の日本銀行政策委員会・金融政策決定会合にて定められた前代未聞の「ゼロ金利政策」に始まつた際と極似している。
そこで当時発刊された岩田規久男著「ゼロ金利の経済学」を探し出してページを捲ってみる。
事態はほんと、今の状況その物で、この10年いったいこの国は何をしていたのかと目を疑う内容が記されている。
円は120円が100円へと高騰する事態を迎えて、為替介入資金の不胎化と非不胎化の議論も喧しく、ゼロ金利政策の問題点も詳しく解説されていて、之を円100円が80円と置き換えればそのまま今に通じる。
そして、今後の展開も当時と同じ進行を見せているj\事を考えれば、この円高がそうそう簡単に収まる訳が無く、ゼロ金利・円高騰を通常条件としての生き残り策を一刻も早く探る必要があると結論。
ただ一点違うのは、この状況をドル・円だけの関係で見てはならないことで、今回はむしろ中国元切り上げ圧力政策に絡むドル安・円高となっていることに留意する事が肝要だ。


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