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 昨日の菅新首相の記者会見で、御自身この内閣に名前を付けるとしたらと問われての返事が『奇兵隊内閣』。
偶然にもいま読んでいる本が富成博著「池田屋事件始末記・吉田稔麿の最後」で、ちょうど馬関戦争真っ最中。
吉田稔麿は吉田松陰門下、久坂玄瑞・高杉晋作と並び三秀と謂われる人物で、惜しくも池田屋の変で落命してしまったが、もし生きておれば総理大臣にも成ったほどの人物だったと品川弥次郎が回顧している程。
松陰の草莽崛起の教えを受けて、稔麿は非人でさえも志有れば同志に加えるべきとの建白を長州藩庁に提出し、これがキッカケとなって高杉晋作率いるところの奇兵隊が結成された。
自身も屠勇隊を率いて朝陽丸事件では神官姿で先頭を切って舟に乗り込み幕府方乗員説徳に成功した。

菅新首相がこの奇兵隊をイメージして奇兵隊内閣と称したのか、高杉晋作を自身になぞられたかは定かではないが、どちらにしても待ち受ける運命は過酷なものに成りはしないだろうか。
奇兵隊はそれまでの上士による戦闘集団を凌ぐ闘志を示し、四周戦争で目覚ましい活躍を見せたが、世の中が落ち着くと結局使い捨てにされてしまった。
一方高杉晋作も志半ばで病に倒れている。
結局は三流志士だった伊藤博文に代表される人々がタナボタの政権経営に携わった訳で、結局は維新とは名ばかりの政権交代劇に終わってしまった。

勿論政権交代も重要だが、本当の意味での維新ーすべてこれを改めるーをやらない限りは菅内閣も奇兵に終わってしまう懸念があります。

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