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今日帰ってみると、先日12月4日に行った保津川下りの記念写真がクロネコメール便で届いていた。
確か、保津川下りの3分の1くらい下った、トロッコ駅から降りられる岩場。それもちょうど船が真横にその前を通り、流れもゆったりとした絶好の場所に、カメラマンがたった一人、カメラを構えてスタンバイして、我々の船をパチリと写しておりました。それも船頭さんも声を揃えて「ハイ、チーズ」ときた。
おもわず、今撮った写真を船着き場でわたしてくれるのかと船頭さんに聞いてみる。船頭さんは苦笑いして、いくら便利な世の中でも、そこまではできませんとの返事。後日御宅へ郵送しますから、ご希望の方は今回す回覧板に住所・氏名・写真の大小・枚数を書き込んで下さいとなった。
そのことは、もうすっかり忘れていて、今日着いた記念写真を見て驚いた。これが中々の優れもので、構図・タイミングどれをとってもかなり、これまでするには苦労しただろうという代物。もちろん一組買うことに。
ところで、世に名所旧跡に行けば、どこでも撮影の絶好ポイントがあって、写真やさんが手ぐすね引いて待ちうけていても、団体さんならいざ知らず、個人客はそんなの関係無いとばかりに、それぞれが写真を撮りやっこする。がこの船上では、全てのお客が記念写真に収まる仕掛けだ。
事実、この写真でも23人のうち顔が写っていない人は1人。最前列の私に回覧板が回ってきたときには11件の注文が書き込んでありました。とすれば二人ずれが一組注文しています。それが夫婦なら一組ですむが、友人同士なら2組となる。
年間30万人がこの川を下り、二人が一組の写真を買っても150,000組。8掛けでも120,000組。
最低でも 120,000組×1500円=180,000,000円 多ければ225,000,000円。これだけを独りのカメラマンが映し出す。
もちろん船会社・船頭さんへのバックマージンもいるだろうが、ざっと考えてもこれほど効率の良いビジネスモデルはありません。
振込先を見れば、有限会社 保津川写真 だって。 所在が亀岡商工会館内とあるから、これほどおいしい果実を一人が独占出来る筈がない。きっと既得権益の巣が張り巡らされているんだ。
・・・ああ、私もなりたや保津川写真に。
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永遠の自営業者で好奇心の塊。
自他ともに許す体育会系ミュージシャン(SoccerとTronbone)