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云わばさんよう喫茶を基地にして、日ごと夜ごと映画館街5軒を順繰りに顔パスで木戸・モギリをくぐり抜けて、映画を見続けた。その当時、私ほど映画を見ていた餓鬼は居なかったことだろ。それも歳を食ってくるに従って、洋画を好んで見るようになった。実にハリウッド映画はまぶしくて魅力的であったことは間違いない。
街で米兵にGIVE ME CHOCOLATEとやる勇気はなかったが、スクリーンを通してアメリカ文化の洗礼を受けつづけたわけだ。素晴らしい映画には決まって素晴らしいスクリーンMUSICが鏤められている。また町に流行る音楽もスクリーンMUSICが主流を占めていた。
初めて歌詞を覚えた曲が、EDDIE FISHERがカバーしていた「CINDY,OH CINDY」。なにがああまで惹きつけられたのか。ドーナツ盤を買ってきて、店のプレーヤーで開店前に掛けては悦にいっていたものです。
ポップスなら1957年のポールアンカのDIANAも衝撃的だった。YOU ARE MY DESTINEYとこの2曲も歌詞を覚えるほど聞きました。女優ならなぜか、ピアアンジェリ(PIER ANGELI)という名が印象にのこっていて、イタリア女優に珍しい清純派だったと思っている。たしか、ポール・ニューマンとの共演で、「傷だらけの栄光・SOMEBODY UP THERE LIKES ME」に出ていましたね。あのジェームス・ディーンが惚れたが、イタリア人以外はお断りの母親が、それを許さなかったとか。他にはフランソワーズ・アルヌールの気だるい色気も良い。ビングクロスビーとSTメリーの鐘(1945年)に出ていたイングリッド・バーグマンも冒しがたい美しさでした。
なにしろ見た映画数は半端じゃない。女優・ひいては女を見る目が肥えて当然であります。
そんななか、巡り合ったのが、1953年から1958年にかけて公開された、MUSICIANを主人公にとりあげた三本の洋画であります。
1953年 「グレンミラー物語」
1955年 「ベニーグッドマン物語」
1958年 「五つの銅貨」
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永遠の自営業者で好奇心の塊。
自他ともに許す体育会系ミュージシャン(SoccerとTronbone)