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img397A.jpg 1000年の昔、ご先祖さんが命がけで寸土を争っていた怨念はわが身にと乗り移り、今や、土地売買となれば妙に血が騒ぐ。元亨院での和尚さんの読経を聞きながら、親忠を思い出し、親父を懐かしむ内に供養も終り、笹野の墓所へと向かった。あれほどの地所を持ちながら、今となっては墓山一つ。それも南向きの斜面だけが残っているとか。まあ、墓所だけでも有れば良しと言えるかも。
本家の跡を継いだ次兄のおんちゃんが、新しく津野代々の墓を建立したとかで、黒御影の立派な墓さんができておりました。
叔母はまるで爺さんそっくりで、親父は婆さんそっくり。まるでじじばばが入れ替わったようだと皆が口を揃える。
碌に家に居なかったのに9人もの子が出来て、その面倒をほとんど婆さん一人がひっ構えてやり遂げた。
まだ、長兄がなかなかの出来物で、土佐中を卒業して(まだ家が豊だったころか)満鉄関連の会社で出世して青島で活躍していて、かなりの援助をしたものらしい。お爺代わりで、お爺より怖かったと親父も言っておりました。
この婆さんが生前の口癖が「死んでも痛いき焼いてくれるなと爺さんと同じ墓には入りたくない」だった。
このことを自身の娘にだけ話していたようで、さて葬儀となって、娘や孫娘達が口を揃えて、焼いてくれるなと懇願したところが、次兄は俺は聞いてないと、このことを一蹴。さぞやおばやんは痛かったろうという話になった。
爺さんと同じ墓に入りたくないとの願いは、次兄もさもあらんと思ったか、別々の墓さんが建っておりました。
場所を道の駅「かううその里すさき」に換えて、集まってくれた従姉妹連との昔話が弾む。
なかでも上分の叔母(長女)が我が一家が訪ねた際に大きな声で「伸ちゃん、やったもんぜよ」と言った一言が今でも耳に残っていると話すと、叔母の娘3人が涙ぐむ始末。
どうしても 懐かしさと涙のついて回るメモリアル・ジャーニー。
行って良かった なあ親父。

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