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今回の旅行は三男夫婦の招待旅行とあって、二泊三日と知らされていただけで、どこに連れていってくれるやら、全くお任せで、M美ツァーコンの指示に従うという、まったく気楽な旅行です。
首里城の次に向かったのが、「ひめゆりの塔」。沖縄戦の犠牲者の象徴として語り伝えられるひめゆり学徒(沖縄女子師範・沖縄県立第一高女)のあまりにも悲惨な物語はおぼろげながら分っているつもりでおりましたが、その認識の甘さに気づかされることになりました。献花台に山と盛られた花を前にしてお祈りを捧げた後、隣接のひめゆり平和祈念資料館を見学する。その光景は今までにも目にした沖縄戦、あるいはそれ以前の、太平洋各所で繰り返し行われた、米軍の圧倒的な物量作戦で日本兵が、すりこぎですり潰されるように殲滅されると同じ光景でありました。悲惨さは、これに加えて、沖縄県民を米軍の盾のごとく扱った日本軍の冷酷さが伺いしれたことでした。また、沖縄処分以降、皇民教育の尖兵としての役割を担った師範学校生徒が真っ先に駆り出され、無責任に放り出されたための犠牲がその大半だったことが明示されておりました。
広島の原爆記念館も深刻な現実・事実を突き付けられましたが、このひめゆり館で、犠牲になった227人(生徒211名・教師16名)の遺影を目にしたとき、おもわず一人一人のお顔を見つめ、一人残さず哀悼の気持ちを捧げ続けたことでした。生存者の一人、比嘉女史が証言者として、むしろ淡々とそのときのお話をしておられるのを拝聴。沖縄は未だ米国の統治領であり、そのことを本土の我々が気づかぬふりをしているにすぎないこの現況を反省すべきと鋭く指摘されているようで誠に辛いお話でありました。

 


 

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