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54b7253b.JPGかくして始まったはずの小学校生活。特に低学年の1・2年時代については殆ど記憶が飛んでしまっている。毎日早起きして登校していた筈が、いつも、明石神社の西、学校が見下ろせる、くの字坂に差し掛かると、すでに校庭では朝のラジオ体操が始まっていました。給食の時は何故か器を持参しておらず、半紙を貰っては、コッぺパンだけ食べていたように思う。
後に、母親にそのことを尋ねると、そんな馬鹿な。ちゃんと起こして、給食の器も持たしていたと言い張る。何故そんなことを覚えているのだろうか。学校では騒いで言うことを聴かないでいると、確実に石井三郎担任が首にぶら下げているホイッスルの紐の端を持って振り回し、神業なみの手練で我らが脳天に一発お見舞いする。ほんとこれは痛かった。それと学芸会の当然その他大勢で狸の役になり、頭に被るお面を作るのを、当日の夜に思い出して、親父に泣きついたところ、一晩かけて作ってくれたお面は、明らかにマンガの狸顔。他の皆はリアルな狸顔。変に目立って恥ずかしかったこと。お店が始まると、母親も手伝いに駆り出され、わが兄弟の生活の場も『さんよう喫茶』を中心に生活するようになった。前にもふれたように、この店の所在地が追手町で、今賑わっている魚棚街とは国道2号線で南北に区切られている。そのころはまさに駅前立地でありました。
お店の東隣に馬場写真館なる腕の良い写真屋さんの奥の8畳間を控え室にして、兄弟がほたえているのが何時もの有様。そうでなければバヤリースジュースを1本抱えて、隣の映画館の最前列に陣取って同じ映画を何度となく見ているうちに眠ってしまう。特に弟・啓三はたいがいこのパターンで、終演となると、毎夜のように前列でねむっているのを、起こしにゆく。映画館は西から、明石松竹・明石東宝・明石東映・白鳥座(洋画専門)日活と5軒を数え、どの館も顔パス、出入り御免となっておりました。特に、明石東宝などは自分の家のようにおもっていました。もう少し年を食ってから、絶対的存在の、何でも言うことを叶えてくれると信じていた親父に、人間死なずにおれるようにしてくれと頼んだ時に、それだけはどうにもならぬと告げられたことと、映画館は人のものと知らされたことほどショッキングーなことは無かったなあ。

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