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旅に出た時は必ず地元新聞に目を通すことにしているが、宮崎日日にしろ熊本新聞にしろ、地方紙の大半に神戸新聞と同じ「親鸞」が連載されている。
五木寛之渾身の大著となろうこの親鸞。実に毎回新しい発見、新しい知識を読者に提供してくれる。
最近ではお釈迦様は一行の文章も書かれなかったことを教えられた。「その生前の教えは、当分の間はやさしい詩のかたちで、口承され、人々に伝えられた。これを偈と言う。やがて、それらの偈を文字にしてまとめる動きが始まる。これが経典の成立だ。そして時代とともに数万巻の仏典、経論が生み出された。誰もが憶えてうたえる教えの詩が、こうして学問となった」とか。
今は綽空と名乗る若き日の親鸞証人が、法然上人のもとで修行にはげみだした頃の、法然上人の教えと自分の理解の乖離に悩む日々を生き生きと活写されている。
この国に正式に仏の教えが伝えられたのは、百済の王家から大和の朝廷にもたらされたとされているが、この頃は仏事は当然国事であり、政、外交の大きな公務であったはず。
それがようやく法然上人の頃、仏の道を釈尊の正道に戻す動きをみせるようになった。
まさにその現場を五木寛之は我々に伝えようともがいているように思える。
どうか皆さん、この親鸞を必読されんことを。

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