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522e5716.JPG東京の有野憲英君から、「明日明石の玉子焼き食べへん」とのTELが入る。有野憲英ことアリチャンは前にもどこかで書いたように、伊藤隆文とボサリオ一座の初代ピアニストであります。
もともと彼は雪印乳業・神戸工場(神戸市西区伊川谷潤和)の工務課勤務の技術屋さん。結婚後東京本社に栄転し、その後ロジステイク課長まで勤め上げたが、あの「俺は昨夜も眠ってないんだ」騒動の雪印崩落の際、早期退職により退社。しかし不思議な経緯を辿って小岩井乳業に就職したのが、OVER50.そして無事一昨年定年を迎えて、現在はロジスティック専門のコンサルタントとしてとびまわっている。
東京へいってからは、30余年音沙汰が無かったが、昨年4月、三男の結婚式に駆け付けてくれたのを切っ掛けに、また御付き合いが再開した。なにしろ、この三男がお腹にいるころからの付き合いで、我がてんぷら店のカウンターでの勉強が幸を奏して計量士の資格を獲得、本社転勤の道が開かれたというもの。一時は家族の一員のごとく、どこに行くのにもその姿がありました。ほんと邪魔にならない性格の持ち主といえる。あのころの親身なあ世話が尋常なものでなかったことに少しは気づいて呉れたのか、まったく以前と変わらぬお付き合いにアットいうまに戻りました。
彼と知り合った切っ掛けは思い出すだに、噴き出してしまう。そのころ(昭和48年・1973年)、さんよう横丁の一角、串カツ屋の跡を利用して、カレーコーナーを開けていた。といってもMCCのカレー缶に少々手を加えた程度のもの。こだわりなど何処をさがしても見つからない。それでも通りに面している御蔭か、時たまお客が紛れ込んでくる。その一人がアリチャンでした。まずいカレーは会話でカバーとばかりに、取りとめない会話が始まって、彼が玉津の雪印に勤めていること。実はピアノを習い始めたこと。そして狭い寮の部屋にピアノを買い込んだはいいが、勤務の都合で、昼間弾けなくてこまっていること。そしてやるならJAZZがやりたい。・・いやはや飛んで火に入るとはこのことか。ちょうどMUSIC・INNボサリオを開いたばかりで、お店に自前のピアノがなかった。下手でもなんでもいい、コードを忠実に4ビートで弾けるピアノ弾きがいないものか。との悩みを一挙解決してくれる人物の登場となりました。その後、ピアノを店に持ち込んで、ボサリオ一座のピアノとして、ターヤンから徹底的にビートを教え込まれる。夜も日もなく、出没して、ほんとに雪印に勤めているのか疑ったほど。彼が会社の同僚として連れて来た吉川芳男と妹が結婚する運びとなったり、ボサリオを舞台に、いろんなステージに出演したりと、まさに一杯のカレーがもたらした不思議な御縁となったわけです。
この30余年の無沙汰は彼なりに一生懸命働いていた証左と受け止めて、やはり心底気の合った相棒として、ロジ関連の不動産案件を営業する方向で利害が一致。こうなれば以前にもましたシナジーが期待できることを確信して新幹線・西明石までお見送り。

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