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グレンミラー物語は僕のラッパ人生の入口となりました。その後の経験則で分かったことですが、楽器ごとに大体吹き手の性格が不思議ときまっていることに気づく。例えば、トランペット吹きでそこそこならしている奴は決まって、酒のみで、我がままで、女好きときている。ホルンは一見大人しくみえるが、文句たれが多い。一方トロンボーンは地味屋で、常識人が多いように思っています。性格が向いているからその楽器をふくようになったのか、その楽器を吹きだしたから、そんな性格になったのかは、よく分からないが、確かに楽器向きの性格はあるように思います。
「五つの銅貨」を観たのは昭和33年(1958年)のことだろう。例によって、酒場でのセッションもお約束どうりで、アームストロングのトランペットとレッド・二コルスのコルネットの掛け合いは実に圧巻。
リパブリック讃歌を聞いて、この曲はコルネットで吹かないと感じが出ないなどと一人合点したもんです。この「レッド・二コルスと五つの銅貨」バンドには、ジミー・ドーシー、ベ二―・グッドマン。グレン・ミラーがいたから驚き。もちろん二コルス自身の吹き替えだから、実にベストメンバーでのセッションと言える。
とくに印象深かったのが、テーマ曲の「五つの銅貨」に絡めて、レッドの愛娘とルイ・アームストロングの3人が歌った「ラグタイムの子守歌」「GOODNIGHT SLEEP TIGHT」の掛け合いで、同じコード進行でこうも上手く曲が作れたもんだと感心したものです。いつかファミリーで小粋にアカペラでいいから歌えたらと歌詞を覚えこんでいたが、ついに息子たちはロックに走り我が願いは叶えられず終い。
去年の4月、三男乃吾(だいご)の結婚披露宴で歌ったところ、気持が昂ぶってか,胸が詰まって、涙が出て、花嫁の父でないのに、何かがこみ上げてきて、歌になりませんでした。
ちなみに、WISH ON・DREAM ON・DANCING ON・LAUGH ON・そして一番大事なLOVE ONが五つの銅貨。
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永遠の自営業者で好奇心の塊。
自他ともに許す体育会系ミュージシャン(SoccerとTronbone)