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daigo2.jpg醍醐寺へ参った目的は、桜のほかに、この寺が西国三十三観音霊場の第十一番札所深雪山 上醍醐寺へ納経するためでありました。この5年ほど、四国八十八ヶ所巡りと西国三十三霊場巡りを同時に進行している最中なのです。昔から『ついで参り』は戒められていることですが、本業の不動産物件の下見に行くときには、必ず周辺の名所旧跡を検索してからのことにしています。勿論、お参りだけで出かける時もあり、桜と紅葉の季節は忙しい限りです。霊場となればたいがいがはるかな山頂に鎮座して、巡礼者を苦しめるためとしか思えない処もあるなかでも、ここ上醍醐准胝堂(じゅんていどう)はその参道の険しく厳しいとの評判は聞いていました。また良く使われる醍醐味の語源となった醍醐水が山頂に湧出と金堂での説法で聴いては、これまた登らぬわけにはいかなくなりました。意を決して、五重塔を左に見て古径を上醍醐に向けて出発。程なく上醍醐寺参道を示す山門と手水ガあり、比較的なだらかな山道が目前に現れた。念のため杖を借りて慎重に登りへとかかる。標識には山頂まで2.7K約1時間。まあなんとかなる、あの金毘羅さんの785段の階段だってそう堪えたわけではなかったねと弘子ちゃんと相槌を交わす。行きかう人々も若者はむしろ少数でお年寄りと子供連さえ見かける。どの顔もさほど疲れを見せていない。一段の奥行きが長い階段といったほうが良いなだらかな山道を進むうちに、左側にささやかながら渓流が姿を見せ始めた。やがて道は急な階段状となり見上げる先も視界の外となり勝ち。弘子ちゃんの顔付も険しいものとなってきました。おまけに行きかう人のなかには、聴きもしないのに、まだまだ序の口だとか、まだ10分の1くらいなどと声をかけて下って行く。・・
やっと不動の瀧休憩所に辿り着くころには、もう帰ろうかとのぼやきが飛び出すこと数度。ここで弘子ちゃんはギブアップとなりました。本音はここから引き返したいところながら、ここで帰れば三十三ケ所の納経が完成しなくなるし、またのお参りは考えられないと考え直し、それでは俺が往ってくると重い腰をあげる。・・見上げるばかりの階段は延々と眼前にあり、足腰に迫る乳酸の高まりを堪えながら、50段も上がらぬうちに、腰を切り株に降ろして一休み。それを何度繰り返したことか。それでも17丁の石柱を過ぎるころ、もう少しで上りは終わりですよと声を掛けられて、心なしか歩みが軽くなる。上りきったところに境内入り口と表示あり。やれ嬉やと進む下りの参道の楽なこと限りなし。右手にはるか下界の展望が開け、もう目指す札所のまじかなこと間違いなし。・・上醍醐准胝堂の旗がはためいた頂まで、それでもまだ80段ほどの石階段を登らねばなりません。お参り・納経を済ませて、セルフで撮った我が姿を見てみると、その疲れ具合が伺えるほどの応えよう。この山中にも係わらず、不思議と携帯はバリ3状態で、今から降りると弘子ちゃんに電話したのが3:57.。この際帰り道の段数だけでもカウントして記録に残そうと一歩を踏み出した。おかげで肝心の醍醐水を頂くのをコロッと失念。最近この手の
もの忘れを度々繰り返している。・・不動の瀧で合流して下醍醐の山門に辿り着いたのはもう5時過ぎとなっていました。結果発表・・・参道入り口ー不動の瀧 400段・・・不動の瀧ー境内入り口 険しい730段  境内入り口ー准胝堂 141段  合計 1271段   たぶんこの参道の段数のカウント数を発表した最初とならんことを期してここに明記いたしました。daigo1.jpg

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